♧エコアクション21の研修に参加してきました

今日は第二回エコアクション21研修に参加してきました!その研修報告となります。

今日はエコアクション21が掲げている環境経営システムPDCA(プラン、実施、確認、見直し)のP(計画)、D(行動)部分の説明を受け、その書類作成の仕方をコンサルタントの方に教えて貰いました。

1.経営における課題とチャンスの明確化について。(P)

代表が、経営における課題とチャンスを明確にする。
【内部からの課題】

例・マニュアルの不備
 ・人員不足
【内部からのチャンス】
例・マニュアルの作成
 ・社員の育成

【外部からの課題】
例・地域社会とのつながりが希薄
 ・同業他社との競合の激化
【外部からのチャンス】
例・地域に密着した経営推進
 ・同業他社との差別化

これらを明確化する事で、具体的な経営方針が定まり、経営目標とする。この一連の流れを社員全員に周知し、共通の目標に向かって会社全体で取り組んで行く。


2.環境経営計画について(PDCAのサイクルになってます)

二酸化炭素排出量、電気使用量、廃棄物排出量、水使用量、化学物質使用量の前年度分を把握し、それに対して今年の削減目標を数値で定め(P)、その目標に向かって取り組みを行なっていく(D)。
その結果を確認(C)し、見直す(A)。

これを毎年繰り返すことで、無駄をなくす、効率アップを図ることにつながる。


3.教育、訓練の実施(D)について

環境経営システムを効果的に運用するため、全従業員を対象とした教育・訓練の実施により、従業員の環境に関する知識向上やとりくみのモチベーションを高める。

具体的には
・1で明確にした、経営における課題とチャンス・方針・目標を全従業員に周知・理解させ、各々の役割分担などを決める。
・法規制等遵守の手順の徹底(4で取りまとめた環境関連法規)
・緊急事態発生時に適切に対応できるよう、手順書に基づく訓練の実施


4.環境関連法規等取りまとめについて(P)

事業を行うにあたって遵守しなければならない環境関連法規及びその他の環境関連の要求など、遵守の為の組織の取り組みを整理し、一覧表などに取りまとめる。